
トイレにiPhoneXを落としてから水没事案が多い私です。
具体的にいうと私が愛用してきたiPadPro9.7インチが水没しました。さて、そんな私が今回はiPadが水没した時の対処法を書いていきたいと思います。
目次
まず落ち着け。

私もそうなんですけど,水没瞬間めちゃくちゃ焦るんですよね。だからと言って,あたふたしたって事態は好転しません。
水没の瞬間ってめちゃくちゃ焦るんですよね。
だからこそ,まず落ち着くことが大切です。人間は,焦るとどうなるかというと,とにかくiPadから水滴を出そうとします。
その時にする行為はたった1つ。iPadを振るというものです。
多くのブログでも書かれている事ですが,iPadに入ってしまった水滴を出そうと,あなたのiPadを振る事は,故障へのリスクを高める行為になります。
その理由はとてもシンプルで,今まである箇所に侵入していた水滴が他の箇所へ侵入してしまうことになるからです。
だからまず心落ち着けることが重要なわけです。
だからこそ落ち着いてほしいのです。確かに画面に横線が入ってしまうのは水没したときの症状です。しかも,治る可能性が低い症状です。それでもそれでも治る可能性を少しでも高めるために心落ち着けて次のことを試してください。
iPadが水没した時にすべき復活への5つの道のり
さぁ。ここまで読んだあなたは,心が落ち着いていているに違いありません。iPadを復活させる心の準備が整いました。次は本当にあなたのiPadを水没から救う時です。あなたの水没したiPadを救うため次の5つの行動をしましょう。
電源を切る

真っ先にやってほしいのが、電源を切ると言うことです。もちろん電源が入らない状態になっているかもしれませんが、電源が入っている場合は、すぐに電源を落とすようにしてください。
当然電源が切れてしまったiPadをもう一度つけようとするなんて絶対にやってはいけません。さらなる故障の原因になりますのでもう一度電源をつけようとする気持ちを抑えて次の行動に移りましょう。
iPadについた水分を拭き取る

もちろん。焦ったあなたは,すでにiPadの水分を拭き取っていることと思います。念のためもう一度iPadについた水分をしっかりと拭き取りましょう。これは直接iPadの水没に関係のない部分かもしれません。しかし,この後の乾燥過程で大きく影響を及ぼします。
お米とジップロックを用意する。

そんなふうに思いましたか?いたって理にかなったことをしていきます。現在のiPadの状況はiPadの中に水分が侵入してしまい故障寸前の状態です。
お分かりのように,故障の原因は水分です。つまりiPad内に侵入した水分を取り除かなくてはいけません。そのためには,iPadを分解しなければいけませんが,我々には不可能です。そのため乾燥剤の力を使ってなるべく早くiPad の中の水分を取り除きます。
一般的に有名な乾燥剤と言えば,おせんべいの中に入っているシリカゲルと言う素材のものです。あなたの家にはあります?おそらくない方がほとんどだと思います。
ここで活躍するのが米になります。米は比較的乾燥していて水分を吸収しやすい性質を持っています。そのためジップロックに米を入れその中にiPadを入れれば米が水分を吸収し、iPadの中の水分を取り除いてくれます。
ジップロックの中に米を入れiPad入れる

実際にジップロックの中に米を入れiPadを入れましょう。
この時通常の米を使っても良いのですが,さらにiPadの普及率を上げる方法があります。それは米をフライパンで空焚きし(油を敷かず弱火であぶること)それからジップロックに入れるというものです。
そんな馬鹿げたことをと思うかもしれませんが,米を空焚きして使う方法は塩の保存や砂糖の保存にもよく使われています。ちなみにレストランで塩を保存する際にも使われています。おそらく目にしたことがあるはずです。
ここまできたら最終ステップに進みます。次の1つの行動が難易度が一気に上がります。
二,三日寝かせる

ここまでくればiPadの復活まであと少しです。現在あなたはジップロックの中に入った米に包まれたiPadを見て藁にもすがるような思いで願っていることと思います。
こうは思いませんか?
その気持ちはよくわかります。しかしここで我慢できず、ジップロックを開け動作確認をすると中に入っていた水分がiPadの基盤を蝕みあなたの大事なiPadを故障へと導きます。
だからこそそのままiPad放置してください。とても難しいことですね。「もういいかな?」なんてiPadの動作確認をしたくなります。しかし,その気持ちをぐっと我慢してどうか3日我慢してください。
3日も経てば、ジップロックの中の米があなたのiPadの中の水分を吸収し、起動への光を与えてくれるはずです。 3日経ったらPad取り出し動作確認をしましょう。
これでダメだったら?

ここまで行動できた方は,とても立派だと思います。しかし残念ながらiPadが起動しなかったあなた。
やっぱり新しいiPadを買うしかないか。それも1つの選択肢だと思います。しかし,世の中にはあなたのiPadを水没から救うスーパーマンのような業者が存在します。最後まであきらめず,近くにそのようなお店がないか検索をしてみてください。意外と安い料金であなたのiPadを復活させてくれるかもしれません。
まだ水没してないけど水没した瞬間にどうしたら良いか知りたいあなたへ

もしもあなたのiPadがまだ水没していないのならこのことだけは知っておいてください。
水没した後の10秒があなたのiPadの生死を分けます。
iPadが水没した際に故障に導くのは通電箇所への水滴の侵入です。通電箇所に水滴が侵入してしまうと本来は流れてはいけないところに電流が流れてしまいます。
水は電気を通しますので流れてはいけないところへ電気を導いてしまうわけです。ここでのポイントは通電ということです。通電がなければいくら水が侵入しようと関係ありません。
そのためイヤホンなどをポケットに入れて洗濯してしまっても使えることが多いです。通電がないからですね。もしiPadを水の中へ落としてしまった場合この通電を最小限に最速で抑えることがiPadの命を救います。
どうやって通電を最小限にするか。
強制終了
これしかありません。電源ボタンとホームボタンを長押ししてiPadの電源を強制的に落としましょう。あとは上に書いた手順で対応すれば水没から復帰する確率はかなり上がります。いざというときに知っておくと便利ですね。
まとめ
私は何度もiPadやiPhoneを水没させたことがありますが、上記の方法で比較的高い確率で復帰をさせることができています。転ばぬ先のつえとして上記の方法を知っておくと焦らずに落ち着いて水没に対応できると思います。
今回もお読みいただき本当にありがとうございました。
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