iPadProを購入してからはや3ヶ月が経とうとしているわけですが,ある実験をしていないことに気づきました。
新型iPadProの特徴は,これです。

そうType-Cですね。
Type-Cになったことにより,iPadProからiPhoneを充電できるようになりました。
ここであることが気になってくるわけです。
というわけで気になったら即実験。
実際に充電してみようというわけです。
今回の実験道具はこちら

今回の実験道具は,こちらです。
iPadPro11インチとiPhone6です。
iPadProの充電状況は,こちら。

はい。
100%です。
そしてiPhone6に関しては,もちろん0%で実施していきます。しばらく触っていないので,本当の空です。
では早速接続していきます。
充電速度を測定

まずは,充電速度を計測していきましょう。
計測器を間に挟んで計測していきます。

ちょっと遠いのでもう少し計測器に寄ります。

なるほど。5.21Vと0.55Aで3.02Wということ。
遅いですね・・・。
iPhone純正の充電器だと

これくらいです。
つまり,iPadProからiPhoneへの充電速度はかなり遅いということが言えそうですね。もちろんケーブルの違いがあるので一概には言えませんが。
充電している間とりあえず放置してみます。
すると・・・・
3時間と30分ほどで

満タンになった!ってことで,iPadPro→iPhoneだと満タンになるまでに,3時間半程度かかることがわかりました(時計が腐っています。ごめんなさい)。
iPadProのバッテリーの減りはどうか
では,iPadProのバッテリーの減りはどうか確かめてみます。

61%!
結構減っていますね・・・・。
iPadProのバッテリー容量が7812mAhで,iPhone6のバッテリー容量が1810mAhなので・・・
あれ?
ってことは,iPadProでiPhone6は,4回充電できないといけないのになんで!?
現在61%ってことは,3回しか充電できませんよね。
水を桶から桶に移すと
いろいろ調べてみると,電圧変換ロスというものがあるみたいです。
要するに電源という水を桶から桶に移そうとします。
するともとの水の容量よりも少なくなりますよね?こぼしたり,取り切れなくなったり。
そんなこんなで実質そのまま電源を移動させるということは不可能みたいで,ある程度電源を移動させる間に無駄になってしまうことは仕方がないみたいです。
結論:iPadProはモバイルバッテリーとしては使えない
今回実験の中でわかったことは,iPadProでiPhoneを充電することは確かに可能だが実用的ではないので,モバイルバッテリーを持ち歩く必要があるということです。
今回は,iPhone6で実験しましたが,私が使っているiPhoneXSMAXは,バッテリー容量が2700mAhなので,iPadProの電源を半分以上使わないとフル充電できないと思われます。
そう考えると,モバイルバッテリーは常に持ち運ぶ必要がある。というのが私の結論です。
あくまでも,iPadPro→iPhoneへの充電は,超緊急用と捉えておくのが良さそうですね。
iPadProのおかげでモバイルバッテリーを持ち運ばなくても良いと思っていましたが,全然そんなことありませんでしたね(笑)
まとめ
今回わかったことは,iPadPro→iPhoneへの充電は緊急時しか使えず,モバイルバッテリーを持ち運んだ方が電源効率が良いということ。
備えあれば,憂い無しですね。
小さくてもいいので,モバイルバッテリーをもっておくのがよさそうですね。
今回もお読みいただいてありがとうございました。
こちらもどうぞ。
