
どうもiPhone大好き人間の私(@kabotyanman512)です。
確かに,今の時代に書画カメラはあまり必要ないかもしれません。
実際,今回私がレビューしていくIPEVO-VZ-Xよりも私が所有しているiPhoneXSMAXのほうが画素数的には上です。
画像を実際に比べてみます。左がIPEVO-VZ-X,右がiPhoneXSMAXになります。
あまり違いが見て取れないと思います。
つまり,iPhoneXSMAXで撮ろうが,IPEVO-VZ-Xで撮ろうが画像の綺麗さは,正直あまり変わらないわけです。
いやあります。
大いにあります。
iPhoneのカメラとIPEVO-VZ-Xのカメラは,圧倒的に使用用途が異なります。
実際に私がIPEVO-VZ-Xを使い倒してみて,iPhoneのカメラよりも明らかに優れているポイントもいくつかありました。今回は,その点を中心に紹介していこうと思います。
VZ-Xのここが凄いぞポイント
それでは,私が,IPEVO-VZ-Xについて素晴らしいと思ったポイントを5つ紹介していきたいと思います。
素晴らしいポイントは,5つです。
- AF,光の調整
- 関節の多さ
- バッテリーを内蔵していること
- 無線接続
- 両手が空く
一つずつ解説していきます。
AF,光の調整
これは,圧倒的に優れていました。AF(オートフォーカス)は相当優秀です。
人物に関しては,確かにそうです。
しかし書類を写すにあたっては,IPEVO-VZ-XもiPhoneXSMAXに負けてはいません。
その理由は,非常に簡単です。IPEVO-VZ-Xは,書類をディスプレイやスクリーンに書類を投影するための専用カメラなのです。
どんな書類もカメラを通せば,実物よりもきれいにスクリーンに写すことができます。
ここに関しては,iPhoneXSMAXに勝るとも劣らないと言えます。
関節の多さ
次に関節の多さです。
以下の記事でも

紹介しましたが,書画カメラとしては,関節が非常に多いと思います。
曲げることができる関節は,3つ。
1つ目はここ。

一番頭の部分です。
二番目はここ。

指根っこの部分ですね。
最後は,背骨です。

このおかげで被写体を簡単にロックオンすることが可能です。
多くの書画カメラの場合,被写体を動かすことによって,被写体の移り具合を調整しますが,IPEVO-VZ-Xの場合は,その必要はありません。
首を調整すれば,それで済んでしまいます。
これだけ関節が多いのは,書画カメラを使う上で非常に大きなメリットとなり,スムーズに被写体をスクリーンに写すことができます。
バッテリーを内蔵している

これは,久しく私が書画カメラに触れていなかったので驚いたことです。
なんとIPEVO-VZ-Xは,充電式なんです。
私のイメージでは,書画カメラ=電源が必要というイメージでした。
しかし,IPEVO-VZ-Xは,充電で駆動してくれます。
プレゼンなどで手元を見せたいときって,どうしても荷物が重くなりますよね?
IPEVO-VZ-Xなら電源コードを一本減らすことができるわけです。
これは,IPEVO-VZ-Xを使えばそのありがたさが身にしみてわかることと思います。
無線接続
IPEVO-VZ-X,なんと無線接続に対応しています。
無線で接続できるのは,当たり前なんですが,驚くべきは,その環境です。
例えば,iPadProにIPEVO-VZ-Xの画像を投影したいとします。
そのときに必要なものは,たったの2つです。
- iPadPro
- IPEVO-VZ-X
のみです。
普通に聞こえるかもしれませんが,これは,非常に類稀なことです。
普通映像を送信する際には,一度Wi-Fiのネットワークを挟む必要があります。
そのため,IPEVO-VZ-XからiPadProに画像を送りたければ,基本的にはWi-Fiのネットワークを挟む必要があるわけです。
しかしIPEVO-VZ-Xの場合は,Wi-Fiは必要ないということですね。
これは,大きなメリットと言えます。
両手が空く
これは,書画カメラなら当たり前の話なんですが,iPhoneになくて,書画カメラにあるメリットなので挙げておきます。
iPhoneで手元を撮影したい場合,三脚や専用の土台が必要になります。
しかし,書画カメラの場合,その台は要りません。
当然この画像も手を使わずに撮影されているわけですね。

VZ-Xのイマイチポイント
さて,ここまでIPEVO-VZ-Xのことを散々褒めちぎってきたわけですが,個人的には,イマイチだなーっと思っていることが2つあります。
ただ,こうなると素敵だなーっと思っている程度で不満というレベルではありません。
では,いきます!
見た目のスマート感がイマイチ
持ち運ぶ形で一番コンパクトな形がこの形になります。

確かにコンパクトです。
しかし,気になるものありますね。
そうです。
出っ張っているコードはどうしても気になります。
おそらく関節を多くした関係で,コードを余らせるほかなくこのような脊髄が飛び出しているような形にするしかなかったのではないかと推測できますが,あまりにも不格好すぎます。
実は,使っている際もこのコードの出っ張りは,健在です。

とさかが生えているみたいですね。
次のバージョンアップで改善されるといいなーなんて思っています。
iPadProにつないだとして・・・
もう一つは,IPEVO-VZ-Xの特徴として,上でも紹介したとおり,無線接続というものがあります。
だからこそiPadProにさっとつなげることができます。
しかし,実際のビジネス場面で,iPadProにIPEVO-VZ-Xを接続をして,何かを説明する機会は,ありますか?
もし,それを行うなら,普通に手元を見てもらったほうが絶対にわかりやすいです。
さらに言うならば,iPadProにIPEVO-VZ-Xを無線で接続したとして,さらにそのiPadProをプロジェクターに無線で繋ぐ方法は,現在不可能です。
そのため,IPEVO-VZ-XとiPadProを無線で繋げたとしても,iPadProとプロジェクターを有線でつないでいれば,あまりスマートな仕事風景,プレゼン風景とは違います。
よって,実際にプレゼン等で,手元を見せるときは,基本的にはIPEVO-VZ-Xとパソコン(iPadPro)は有線で直つなぎし,そのパソコンとプロジェクターを繋ぐという方法になると思います。
せっかくのIPEVO-VZ-Xの無線機能を実際のプレゼンで使いずらいというの大きなダメージです。
まとめ
今回は,IPEVO-VZ-Xを実際に使ってみて感じたことを書きました。
イマイチな部分もありますが,書画カメラとして,機能は全く問題ありませんし,むしろかなり高級なものだと思います。
にもかかわらず書画カメラとして,相当安い値段でIPEVOさんは,提供してくれています。
会社のプレゼンや大学の講義などで,両手が空いた状態で,手元を説明したいときは,超絶オススメですよ!
今回もお読み頂いてありがとうございました。
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