
絶対気泡入りますよね?
そんなあなたに今日は,なにも必要なしにきれいにフィルムを張る方法を紹介したいと思います。ちなみに私は,iPadに保護フィルム張ってますが,気泡が入ったことはありません。必要なのは,根性だけです。私は,本来おおざっぱな人間ですが,気泡が入っているデバイスを見ると後々心がすさむため,ここだけは,本気を出しています。
異常なまでのこだわりで書いていますので,固唾を飲んでご覧ください。
目次
下準備
みなさん気泡が入らない方法を一生懸命ネットで探していると思われますが,気泡が入らない方法を探してもまともなアドバイスは残念ながら見つからないと思います。
なぜなら気泡が入る原因を多くの人が特定できていないからです。気泡がなぜはいるのか。それはとても簡単なことです。
保護フィルムと画面の間に埃が入るからです。
埃があると,保護フィルムとiPhoneの画面が密着できません。そのため,そこに気泡ができてしまうのです。このことに対して多くの保護フィルムの張り方専門家がわかっていないので,保護フィルム気泡問題が未だ解決されていないんだと思います。
では,考えるべきなのはたった一つ。
埃がいかに入らないかを考えればよいのです。
そのためには,下準備がとても大事です。生半可な気持ちでは,埃に保護フィルムがむしばまれますので,神社に行って身を清めるくらいの覚悟が必要です。冗談ですが。(笑)
風呂場へGO
風呂にいくことめちゃくちゃ大事です。なぜか。
上で書いた通り,保護フィルムを張る上で一番重要なのは,埃がはいらないことです。家の中で一番埃がない場所。それが風呂場なのです。理由は,湿度が高いからです。湿度が高いところでは,埃が下に落ちるため風呂場に浮いている埃はほとんどありません。
もうひとつの理由は,天敵である静電気が発生しずらいからです。湿度が高いと静電気が発生しずらいのは容易に想像できますね。
裸になる
まさかあなた服を着ていないでしょうね?
風呂場にいるのに服を着ているのは変です。服を着ていると,服についている埃が宙に舞います。それが,保護フィルムに付着します。気泡となって,あなたを邪魔することになります。
ちょっと頭おかしいと思われるかもしれませんけど,裸で保護フィルム貼ってください。風呂場ですからそこまでは,怪しまれないはずです。とにもかくにも後で気泡を見て後悔することになりますので,服は脱いで全裸で保護フィルムとiPhoneに向き合ってください。
シャワーを1分
シャワーを1分流しましょう。ここまで読んでいるあなたは,なぜシャワーを流すかよくお分かりですね?湿度を上げるためです。今の状態で,埃が舞っていることはほぼありませんが,念のため,シャワーを流し湿度を上げます。
重要なのは,1分というところです。やりすぎると,湿度が上がりすぎてiPhoneに水滴がついてしまうので,1分で十分です。iPhoneへの結露を防ぐためには,冷たい水のほうがオススメですよ。
ちなみに,湿度を上げることによって静電気の発生確立を下げてくれます。その結果iPhoneへの埃の密着する確率も下げてくれるので,しない手はないですね。
内容物の確認
ここまでできたら画面フィルムの内容物を確認しましょう。今回は私は,iPhone6に保護フィルムを貼っていきます。実は,2018年現在もiPhone6を愛用しています。

おそらく内容物は以下のような感じではないでしょうか。
- 画面フィルム
- 画面拭きシート
- 粘着テープ
- 目印マークのシール(入っていない場合多)
個人的に目印マークは不要です。一度もうまく使えた試しがありません。もっとまともなものを開発してほしいです。使わないほうがうまく貼れます。
イメージトレーニング
イメージトレーニングといってバカにしないでくださいね。めちゃくちゃ大事です。基本的に上からフィルムを張っていくことになります。その理由は,ずれて困る部分が多くあるからです。マイク,通話用のスピーカー,インカメの三つの部分に被らないように取り出したシートをはがさずに,のせてみてください。大体どのような感じで張れば下のホームボタンでずれが発生しないか確認をしてください。通話用のスピーカーとどれくらいの距離感で張ればいいのかを覚えてください。

ちなみに,この段階でやることに意味があります。前回の保護シートを外したあとや今から保護フィルムを張ろうと思った段階でやると埃が入る原因になります。意外とこれをやっていない人がいるので,ぜひ実践してみてください。
前回ついていたシートをはがす
多くの方は,前回の保護フィルムを変えたり,買ったときについているフィルムをはがすと思います。フィルムなんか適当にはがせばいいじゃないかと思っているかもしれませんが,これにもちょっとしたコツがあります。
ゆっくりはがしてください。
その理由は,静電気の発生にあります。はやくはがすと静電気が発生しやすくなります。はやくはがしてしまうと,今まで守られていたきれいな画面に静電気が発生し,埃がつきやすくなります。ちょっとの工夫ですけど,後の作業を楽にしますのでゆっくりはがすことをオススメします。
ティッシュや眼鏡拭きなんか絶対に使わない
ほかのブログさんを拝見させていただくと,「眼鏡拭きいいですよー。」とか「パソコンの画面拭くやついいですよー」なんて書いてありますけど絶対だめです。
その理由は,静電気がすでに発生している可能性が高いのとすでに埃がついている可能性が高いからです。普段から眼鏡や画面をこすっている布なんて埃がついているに決まっています。それをいまから保護フィルムを張るiPhoneに触れさせるなんで言語道断です。埃をつけ,静電気を発生させるだけです。もちろんティッシュもだめです。
大抵の保護フィルムには,とても小さいですが,画面をふくための布が入っています。その布だけを使ってください。その布は埃がついている確率が限りなく0に近いです。
ちなみにティッシュを使うとこうなります。

淵はしっかり拭く
前回つけていたフィルムはぴったりくっついているように見えてすこしずつ角が浮いてきています。そのため,フィルムが貼ってあった画面の淵は,とても汚れています。
そのため,淵は入念に布で拭いてください。むしろ,淵だけでもいいです。前回のフィルムがはがれていなければ,真ん中周辺は限りなくきれいなはずです。このときもゆっくり「ぎゅっぎゅっ」という感じで拭いてくださいね。静電気を防ぐためです。高速でこするのは静電気のもとになりますのでNGです。
ちなみに,左手でしっかりとiPhoneのはしを持って拭いたほうがいいです。どこかにおいて拭くと,画面に抑える方の手が画面に触れてしまい,指紋がつきます。
粘着テープで埃をとる
これで下準備は,最後ですが粘着テープの使い方にもコツがあります。ペロッと一枚はがさないでください。以下の画像のように半分だけはがしましょう。そしてその半分をつかって細かい埃を取ります。もう片方の粘着面はのちに使います。

ちなみにセロハンテープやガムテープなども絶対使わないでください。粘着力がつよすぎるので,粘着面のねばねばが画面に残る可能性があります。強いて使ってよいのは,ポストイットですかね。
本作業
いよいよフィルムを張る作業に映ります。この段階で勝負は9割決まっています。iPhoneの画面を横や上からみて埃ひとつないピカピカな画面になっているか確認をしてください。当然イメージトレーニングは終わっていますね?
粘着シートをさっきと反対側に変えておく
粘着シートをさっき使った方と反対側に変えて近くに置いておいてください。万が一埃が入った場合に,こちら側でとることができます。もしも,さっきの段階ですべて使っていた場合,すべての面に埃が付着していますから,この段階で使用できない状況になっていますね。
今までも準備がここで生きてくるわけですね。

iPhoneに張る側のシートを3分の1ほどはがして折る
ここの画像を撮りたかったのですが,撮れない理由はわかりますね。両手で作業しています。撮りようがありませんでした。
通話用のスピーカー部分を中心にイメージトレーニングで覚えたと通りに張っていきます。横から見たときに「人」という漢字の股を広げていくようにシートをそらせながら張っていきます。
勇気をもって張っている途中の写真を撮影しましたので,ご覧ください。こんな感じです。

あとは,はがす方を下まで引っ張っていけば終了です。上でも書きましたが,このとき保護フィルムを必ず曲げながら張ることを忘れないください。これを行うと,気泡が入りません。ぺたっとはるのはだめです。じわーっと張ってください。
注意深く画面を確認し,もし埃を見つけた場合はさっきの粘着テープでとり除いてください。この段階で埃が入ることはほぼありませんけどね。裸でやっていたら。
さぼって服を着ているあなたの保護フィルムには埃がつくかもしれませんけど。笑
このときカードを使うという記事もいっぱいありますけど,私は必要だと思った試しがありません。曲げながら貼っているので,親指で十分ですよ。
貼り直しは絶対にしない
一度すべての面が画面に密着した場合,張り直しは絶対にしないほうがいいです。私は,張り直しをしてよかった経験は一度もありません。基本的に現状より,ひどくなります。ここまでこだわっておいてあれですけど,画面が明るくなれば,気泡や埃なんてほとんど見えませんからね。
ホームボタンに明らかにかぶっているとき以外は,張り直しはやめましょう。次の機会にうまく貼れればいいだけですから。
このときは,写真を撮ったせいで一つだけ埃が入ってしまいました。涙 そういうときもあります。

まとめ
すごく長い記事になってしまいました。
多分私のブログで一番長い記事になってしまいました。
たかが保護フィルムを貼るだけですけど,ここまでやると最高に緊張した状態で保護フィルムを貼ることができますよ。しかも裸で。
今日もお読みいただいてありがとうございました。
保護フィルムの選び方を知りたい方はこちらー。
