どうも新型iPadのベゼルが若干太いので少し心配になっている私(@kabotyanman512)です。
さて,2018年10月に発売された新iPadPro。それと同時に,新ApplePencilが発売されました。
今までのApple Pencilはこちら。

このApple Pencilがいわゆる第1世代になります。そして,今回発表及び発売されたApple Pencilがこちら。

こちらは,第2世代なんていう風に呼ばれます。今回はこのApple Pencil2の凄いところをひたすら解説していこうと思います。

目次
Apple Pencil2が凄いポイント8つ
Apple Pencil2が凄いポイントは,8つあります。
そのポイントは,以下の通り。
- Apple Pencil2の値段
- Apple Pencil2の収納方法
- Apple Pencil2の充電方法
- Apple Pencil2の形と仕上げ
- Apple Pencil2のダブルタップ
- Apple Pencil2のキャップ
- Apple Pencil2の長さ
- Apple Pencil2の互換性
この8つのポイントが半端じゃないんです。同時にApple Pencil1からの仕様変更ににより注意が必要なところもありますので,その部分も丁寧に補足をしながら解説していこうと思います。
1.Apple Pencil2は値段が凄い
少しネガティブな要素から・・・
Apple Pencilは,世界一高いスタイラスペンになってしまいました。その値段なんと。
14500円(税別)
比較として,他のスタイラスペンの値段を見てみましょう。
Apple Pencil第1世代の値段

ApplePencil第1世代の値段は,10800円です。それでも十分高いですね。
MicrosoftのSurfaceペンの値段

Appleのライバル?のMicrosoftさんが出しているスタイラスペンの値段は,8420円。かなり安価ですね。ペンにしては,まだまだ高いですけど。
Amazonで売られているスタライスペン

Amazonで売られているAmazonChoiceというAmazonが一番推しているスタイラスペンの値段は,なんと2本入りで,1099円でした。
忘れてません。1099円です。この値段を見ればいかにApple Pencil2が高いのかということがわかりますね。
やはり,Apple Pencil第2世代は値段が他のスタイラスペンに比べて,凄いわけです。
今までのモデルのApple Pencil第1世代でも1万を超えていましたが,今回のApple Pencil第2世代は,その値段の1.5倍もしますので,財布が震えますね。
そうなってくると,その値段分すごくないと購入する人がいませんよね。以下にその凄さが大量に書かれていますので,固唾をのんで御覧ください。
いわゆる電子ペンのことで,iPadなどのタブレットに書き込むことができるペンの総称。タッチペンのように指の代わりなるものではなく,無線通信でタブレットとつながることが多い。
2.Apple Pencil2は収納方法が凄い
Apple Pencil第1世代の重大な欠格のひとつにその収納方法がありました。実際に,Apple Pencilユーザーの中では重大な問題になり,私も以下のような記事を書きました。

基本的には,Apple Pencilを収納できるケースを購入し,そこに収納するのがスタンダードでした。
下の画像の感じですね。

この収納方法の問題点は,ゴムでペンを固定しているため,ゴムがへたってきてしまうと,ペンがすっぽ抜けてしまうことです。
そのたびにケースを変えなくては,ならないため財布にやさしくない構造になっていました。
今回のApple Pencilの収納方法は,とってもスマートです。

こうですね。
違います。
ずーっと熱望されてきたことですが,実は磁石でiPadProにくっつくようになりました。
いわゆるSurfaceペンの収納方法と全く同じですね。Surfaceペンは短い方の辺にくっつきますが,iPadProは,長い方の辺にくっつきます。

「やっとか。」というのがiPadPro+Apple Pencilユーザーの正直なところだと思いますが,これで収納には困らなくなりました。
甘い。Appleはここでは終わらなかったんです。さらなる利便性を追求するためにさらなる進化を発表しました。
それは,次の章で解説します。
3.Apple Pencil2は充電方法が凄い
上の章で,収納場所が決まりApple Pencilユーザーが歓喜したことについて触れました。
Apple Pencil第1世代には,致命的な欠格がありました。その欠格とは,充電方法です。
Apple Pencil第1世代の充電方法は,二種類。
- ケーブル+アダプタで充電
- iPadから受電
この2つの充電方法が致命的でした。
ケーブル+アダプタで充電しているのが以下の画像。

はい。全くスマートじゃありません。テーブルの上におくと相当うっとおしいですし,ペンのためにUSBケーブルを一つ使う必要があること自体がナンセンスでした。
そもそもアダプタもこのサイズなので,無くさないように管理することに一苦労でした。

ゴムがついているのは,紛失防止のストラップみたいなものです。
2つ目の充電方法のiPadから直接充電するという方法ですが,物議を醸すレベルでひどいビジュアルになります。その画像がこちら。

はい。ツイッターでは,避雷針とかいわれていたものですね。
悲しすぎる充電方法です。
これはアップルの中の人の気が狂っていた時のApple Pencilの充電方法です pic.twitter.com/p3BieOLNhG
— 蓮池 (@hssikk) November 3, 2018
ひどい言われようですね。(笑)仕方がないですが。
それでは,新しいApple Pencil第2世代の充電方法がこちらです。

そうなんです。今回のApple Pencil第2世代の充電方法は,ズバリ。
収納=充電なんです。
収納している間に無線で充電してくれます。これは本当に画期的です。先程Microsoftに追いついたなんて言っていましたが,完全に追い抜いています。
そもそもSurfaceペンは,電池駆動です。今回のApple Pencilは,バッテリー駆動で,収納している間に自動で充電してくれるわけです。
無線充電は,著しくApple Pencilの使い勝手を向上させてくれています。また,無線充電によって様々な問題が解決されました。
- 使いたいときに充電無いじゃん!問題の解決
- 充電のアダプターが無くなった!問題の解決
- どこにしまう?問題の解決
- 避雷針からの開放
Apple Pencil第1世代では,使いたい時に「あれ?充電がない。」なんて言って使えないことが多々ありました。それが解消されたのが一番のポイントです。
そもそも我々が普段使っているボールペンやシャープペンは,充電する必要がなく,いつでもサッと書けるのが当たり前です。
今回の充電方法ならばカチッとしまうだけですから充電をするという意識をほぼゼロにします。
この充電方法によってApple Pencilの使い心地が何段階も向上したと言っても間違いありません。
ペーパーレス化がまた一段階進みましたね。
4.Apple Pencil2は形と仕上げが凄い
まずは,下のGIF画像を御覧ください。

iPadに文字や絵を書いているときのことを想像してみてください。
ちょっとコーヒーでも飲もうかな。なんてApple Pencilを机に置く。
はい。転がりまくります。
挙げ句の果てに机から落ちることでしょう。(笑)
実際に,私も机からApple Pencilを何度か落としたこともあり,ペン先をつぶしてしまいました。今回のApple Pencilはその問題すらも解決してきました。

画像を見ればわかりますが,完全な円ではなく,一部分が平面になっています。そのため,机の上をコロコロ転がって床にApple Pencilが落ちてしまうことをなさそうです。
こんなスタンドももう不要ですね。

さらに付け加えるなら,Apple Pencil第1世代は,表面がテカテカな仕様でした。そのため,指へのフィット感がなく,グリップを付けて使用する人が多くいました。
Apple Pencil第2世代は,マット仕様になっています。そのため,指へのフィット感も改善されています。
なによりも転がらなくなったおかげで机のどこでもApple Pencilがおけるというのが作業のストレスを減らしてくれますね。
5.Apple Pencil2はダブルタップが凄い
私がApple Pencilを使っていて非常に面倒くさかった操作。
それこそが,消しゴムに持ちかえるという操作です。
この操作が,ペンを人差し指で「ポンポン」ダブルタップをするだけで可能になります。
実際にAppleの発表会では,Photoshopを使ってズーム,ズームアウトを一瞬で行っていました。

この状態で「ポンポン」とApple Pencilをタップすると,

ここまでズームアウトしてくれるわけです。そもそもこの画像の描写技術が半端ないですが(笑)
タブルタップの操作に様々な操作を設定できるため,レイヤーの変更やペンの種類の持ち替えがスムーズになるはずです。
ボールペンの色を変えるよりも遥かに簡単な動作です。
6.Apple Pencil2はキャップが無いのが凄い
実は,Apple Pencil第1世代には,まだまだ欠陥がありまして。
第1世代なんかそんなもんです。
その欠陥というのがこれです。

キャップですね。これがめちゃくちゃ無くなりやすかったんです。実際に・・・
Apple Pencilキャップ無くした悲しえら pic.twitter.com/HKNRd05RXY
— せり (@seripad_) November 3, 2018
悲しい現実です。普通のペンでもキャップなくなると萎えますもんね。
10,000円もするペンのキャップがなくなると相当萎えますね(笑)その対策として,私もこんな記事を書きました。

ちなみにキャップのみをApple購入すると,1,000円くらいします(笑)
では,今回のApple Pencil第2世代はどうなったかというと・・・

キャップをやめました。
今回のApple Pencilから無線充電になったため,蓋が不必要になったわけですね。
下の画像のような着脱できるようなキャップは,Apple Pencil第2世代には,ありません。

というわけで,キャップがないことでキャップ無くしの不安から開放されるわけです(笑)
7.Apple Pencil2は短くなったのが凄い

向かって左がApple Pencil第2世代です。右が第1世代ですね。
若干ですが,短くなったのが,わかると思います。正直Apple Pencil第2世代は,長過ぎました。

普通のペンと比べるとこんなに長さが違います。ずーっと長すぎるなーと思って使ってきました。
実際の長さはどれくらいかというと
Apple Pencil第1世代:175.57mm
Apple Pencil第2世代:約166mm
1cm短くなりました。ちなみに重さも掲載しておくと,
Apple Pencil第1世代:20.7g
Apple Pencil第2世代:20.7g
全くおなじですね。第2世代は,第1世代よりも少し短くなったが重さは変わらないという認識で良さそうです。
8.Apple Pencil2は互換性がなく振り切ってるのが凄い
ここまでは,ひたすらいいところを挙げてきました。しかし,ApplePencil第2世代には,ある欠点とも言える最大の特徴があります。
それは・・・
2018年10月に発表されたiPadProでしか使えないということです。
つまり,全く今までのiPadと互換性がありません。
ついでに言っておくと,ホームボタンがないiPadは,Apple Pencil第1世代を使うことができません。本当に互換性が皆無なんです。
そのため,新しいiPadで,お絵かきやメモを取りたいあなたは,必ずApple Pencil第2世代も購入する必要性があるということです。
これはかなり重要な情報にも関わらず,Appleの発表会では,一切触れられませんでした。
自社に不利になることは言わないのが普通ですけど,これは大事な情報だったので,流石に言ってほしかったですね。
逆に言うと,そこまで振り切るレベルで進化を遂げたということですね。
レビュー
あまりにも長くなってしまったので,別の記事にまとめました。
レビューの記事はこちらになりますので,参考にしてみてくださいね。

まとめ
ApplePencil第2世代の情報をすべてこの記事に詰め込みました。
やはり無線充電が最高ですね。今回のApple PencilやiPadのおかげで今までのApple PencilやiPadは、完全に過去のものになってしまいました。
お金に余裕があるあなたは,購入を検討してみてくださいね!
今回もお読みいただいてありがとうございました。

