
どうも電子書籍歴5年の私(@kabotyanman512)です。
私が大学生のころ,本が部屋を埋め尽くしていました。しかし,あるときを境にその山が増えなくなりました。
そのタイミングこそが,Kindleの購入です。
電子書籍は,部屋のスペースを節約するだけでなく,いつでもどこでも読書することが可能だという大きなメリットがあります。
今回は、電子書籍を読むのには,圧倒的なシェアを誇るKindleの3機種+αを紹介しながら,2019年は,どれを購入すればよいのかというのを解説していきたいと思います。
最後には,ぶっちゃけ話もありますので,最後までお付き合い頂ければ幸いです。
目次
2019年,このKindleを買うべきだ。

最初に結論をいいます。
「無条件にこのKindleを買うべきだ!とは,言い切れない。」というのが私の結論です。
なぜなら,このブログを見てくださっている一人ひとりは,本を読む場所や環境が違うからです。
あなたにあったKindleを選択をしていただかないと意味がないのです。
無駄に高いKindleを購入してもお金がもったいない。
確かに高ければものはいいのですが・・・
この記事では,「あなた」のためのKindle選びをお手伝いさせて頂きたいと思っています。
そのためには,まずは,それぞれのKindleについて知ってもらう必要があります。
少し遠回りに鳴ってしまうかもしれませんが,後悔のない選択のため,Kindle,3機種についてまとめて,その後にあなたにオススメのKindleを紹介していくという形で,書き進めたいと思います。
2019年発売中のKindle,3機種を紹介

それでは,早速2019年発売中のKindle,3機種を要点だけまとめて紹介していきます。
順番にスペックの低い順に紹介していきます。
Kindle

こちらがKindleの一番オーソドックスなタイプです。
- Kindleで一番安いモデルで7,980円~
- 161gというKindle史上最軽量
- ストレージ4GBでおよそ1,000冊保存可能
- Wi-Fiモデルしか無いので,出先で本をダウンロードできない
- バックライトがないので,暗いところでは本が読めない
正直このモデルでこの価格は,非常に良心的にといわざると得ないです。
Kindleは,電子ペーパーと言われている画面で,限りなく紙に近い感覚で本を読むことが可能です。
基本的には,紙を読んでいると同じ感覚なので夜に読んでも,強い光に脳が覚醒して,寝ることができなくなるということが無いんですね。
睡眠の質を下げない読書を提供してくれるわけです。
Kindle Paperwhite
Kindleの中で,一番売れているのがこのKindle Paperwhiteです。
- 価格は,13,980円~
- 重さは,182g
- バックライト付きで寝る前に読める
- 300ppiという高解像度(Kindleは,166ppi)
- 本のダウンロードだけに使える4G回線モデルを選択することが可能(通信費は不要)
- 防水機能で,お風呂でも使用可能
- 容量は、8ギガ,32ギガから選択可能
上記の特徴を読めば,なぜKindle Paperwhiteが一番売れているのかわかりますね。
デメリットが本当に無いんです。
まさにユーティリティプレイヤーのようなKindleです。Kindle Paperwhiteという名の通り,Kindleでは,くっきりはっきりと発色されていなかった白が,Kindle Paperwhiteはキレイに発色されています。
Kindle Paperwhiteを購入して,一度読書をしてしまったら,紙媒体には,もう戻れませんね。
正直これを一番オススメしたいのですが,次に紹介するKindle Oasisには,Kindle Paperwhiteを超える最大のメリットがありますので,そちらも御覧ください。
Kindle Oasis

これがKindle最上位モデルのKindle Oasisです。画面が表示されていない部分の細さにそのスペックの高さを感じます。
- 値段は,一気に跳ね上がって,29,980円~
- 7インチのちょうどいい大画面(Kindle とKindle PaperWhiteは6インチ)
- もちろん防水
- 容量は,8ギガと32ギガ
- スリムな枠
- 右手で読むことを意識した画面右に広がる枠
- その枠内にあるKindle唯一のページ送り物理ボタン
いわゆるKindleのスーパーハイエンドモデルです。
最高級品です。
Kindle Oasisの最大の特徴は,やはり画面右に広がる我々が持つ場所に配慮した物理ボタンを搭載した太枠でしょう。
KindleとKindle PaperWhiteは,もつところに困ります。

KindleとKindlePaperWhiteは,持つところが中途半端なんです。
それにくらべて,KindleOasisは
持ちやすいというわけです。
特徴でも書きましたが,Kindle Oasisは,右手親指付近に物理ボタンがあり,そのボタンで,ページ送りをすることが可能です。
KindleとKindlePaperWhiteは,片手で持てるのに,ページ送りをするのにもう片方の手で画面をタッチする必要があり,結局は,両手を使って読書することになります。
Kindleの機種に共通する特徴

さて,Kindle,Kindle PaperWhite,Kindle Oasisの特徴を解説してきましたが,Kindleには,Kindle特有というべき特徴があります。
一つひとつ紹介していきますね。
広告あり/なし
まずは,広告あり/なしという選択です。
実は,すべてのKindleには,広告がありのバージョンと広告がなしのバージョンとがあります。
実際にAmazonのKindle購入画面を見るとわかりやすいですね。
こちらが広告ありのバージョンのKindlePaperWhite

こちらが広告なしのバージョンのKindlePaperWhiteです。

広告ありのバージョンは広告なしのバージョンに比べて,2,000円安いのがわかると思います。
これは すべてのKindleにおいて共通です。
どこで広告が表示されるのか?
そうなってくると,気になってくるのは,どこで広告が表示されるのかということですね。
例えば,読書をしている最中に画面下からブワッと広告が登場するのであれば,2,000円払ってでも広告なしを購入したいですよね。
結論をいうと,広告は,スリープモード開けのみ表示されます。
広告なしのバージョンだと,スリープモードあけるとすぐに読書が再開できます。それに比べて,広告ありのバージョンだと,スリープモードあけると広告が表示され,横に一度スワイプしないと,読書が再開できないということです。
つまり,広告あり/なしの違いは,スリープモードあけにスワイプを必要とするか否かの違いです。
スリープモードあけに1秒とあけずに,読書を開始したい人は,広告なしを選択した方が良いです。
ちなみに私は,財布と相談して,広告ありモデルを愛用していますが,なんら問題ありません。
電池持ち
電池持ちは,正直めちゃくちゃいいです。
スマホやタブレットを普段使いこなしている人にとっては,意味がわからないぐらい良いです。
具体的に言うと1週間に一度充電すれば十分です。
そもそも一日ずーっと読書している人はいないと思います。
KindlePapreWhiteはバックライトをつけたり,つけなかったりして一日1時間程度つかいましたが,電池は空になりませんでした。
ほとんど充電に関しては気にしなくてよいというのが実情です。
当然ですが,4Gや3Gなどのモバイル通信を多用していると電池の減りが,はやくなります。
本をダウンロードするときにはWi-Fiがおすすめです。
ちなみにバッテリーがなくなっても,画面が暗くなったりしません。
バッテリーがなくなると,現在の画面で動かなくなります。これは電子ペーパーの特性ですね。
充電は一週間に一回程度で十分。通信機能を使うと,電池の減りが早くなるので,注意!
画面の触り心地
画面は液晶ではなく電子ペーパーだということは,すでに上で述べました。
ここでは,Kindleの画面が実際にどのような触りごこちなのかを解説します。
触り心地は,ズバリマット加工された表面と同じです。
フィルムでアンチグレアといわれるものがありますがそのフィルムの触り心地とほとんど同じです。
身の回りのものだと,すりガラスに近いですね。
ある程度ひっかかりがあるような形で,光沢は,ありません。
そのため,光が反射してうっとおしいということは,ほとんどありません。
傷に関しては,どちらかというとつきにくい構造にはなっていますが,気になる方は,専用フィルムも販売されていますので,そちらを購入することをオススメします。
Kindleの画面は,マットでつや消しされていて傷がつきにくい。しかし,傷が心配な人は,フィルムを購入したほうが無難。
Amazonの手厚い保証
上では,画面の質について解説をしました。確かにKindleの画面は,傷がつきにくい構造になっています。
しかし,こんなことがないわけではありません。
突如,画面に現る傷。それは,読書に大きなストレスを与えます。
傷がつくと(とくに凹み),そこの部分がやたらと光を反射するようになり,読書をしていると,気になって気になってそれどころではなくなります。
実際私の友人もKindleをカバンの中から取り出したら,凹むができてしまっており,Amazonに問い合わせていました。
ここからが本当に凄い話なのですが,購入して1年以内だったので,無料で新しいKindleと交換してくれました。
もちろんこちらの過失がないというのが大前提です(カバンの中で傷ついたのは過失かどうかは不明)が,Amazonの保証というか対応というか早すぎです。
Kindleの保証はむちゃくちゃ手厚い。一年以内こちらの過失でなければ100%新しいKindleと交換してくれます。
何冊入るのか
本が何冊保存できるのかということは,読書家にとってめちゃくちゃ気になる話題ですよね。
ただ,本は,それぞれの容量がって一概に何冊入るとはいいきれません。
例えばコンビニ人間の場合

949KBです。1メガに届きませんので,この本の類であれば,8GBの端末を購入すれば,8000冊入る計算になります(実際に使える容量は,7ギガくらいなので,7000冊ほど)。
一方で進撃の巨人だと

なんと50MBです。むちゃくちゃ大きいですね。8GBの端末だと140冊ほどしか入らないということがいえます。
つまりどの容量を買えばよいのかという結論はこうなります。
漫画をKindleで買おうとしてるあなたは,32GB
漫画をKidnleで読まないという人は,8GBで十分ということになります。
改めて!あなたはこのKindleを買うべきだ!

さて,Kindleの特徴についてすべて網羅したところで,あらためてあなたにオススメのKindleを紹介していきます。
昼間しか読まないあなたはKindle(無印)

- 夜,ベットでは読書せずに,基本明るいところで読書をする
- 本のダウンロードは,Wi-Fiで行う
- 軽さは正義
- とにかく安く電子書籍を読みたい
- 電子書籍を体験してみたい
普通のKindleはいわゆるエントリーモデルと言われますので,電子書籍を初めて読むという方におすすめです。
Kindleの大きな欠点としては,バックライトの搭載がなく,暗いところで読めないということがありますので,ベッドなどで本を読むことがないという人にはコスパがよくオススメのKindleです。
片手で読みたいあなたはKindle Oasis

- 片手で読書を楽しみたい
- とにかく不便なのは嫌
- 大きい画面がいい
- 漫画を読みたい
- お金に余裕がある
Kindle Oasisは,Kindleの王様と言っても過言ではありません。
基本的に読書を快適にするためのすべてがそこに詰め込まれています。
だからこそ,値段が他のKindleに比べて2倍,3倍になっています。
一番の強みは、やはり物理ボタンがあり,片手で読書を楽しめることができることでしょう。
お金に余裕があったり絶対後悔したくない場合,Kindle Oasisを買うのがいいですね。
それ以外はKindle Paper White

- KindleもOasisも微妙だと思った
簡単に言うと,Oasisは高いけどバックライトはさすがにほしいんだよなーって人は,KindlePaperWhiteがおすすめですね。
問答無用で一番売れている端末なのがその証拠です。
実際,ほとんどの読書家は,Kindle Paper Whiteを購入しておけば,なんら問題ないでしょう。
悩んだら,Kindle WhitePaperを購入すればよい!
どうやったら安く買えるのか
というわけで,ここからは,どうしたらKindleを安く購入することができるかを解説していきます。
Prime会員になる必要はない
まず,声を大にして言いたいのは,プライム会員になる必要はないということ。
多くのブログでは,読者の方に余分なお金を払わすため,もしくは,情報が古いために,AmazonのPrime会員にならなくてはならないと書いてありますが,嘘です。
その必要はありません。
というか,2年ほど前までは,Prime会員になるとやすく買えるクーポンがありました。現在は,廃止されています。
セールを待て
セールを待つ
ただそれだけです。
では,セールはいつあるのかというと。
Amazonの大きなセールは年に二回
- 夏のAmazonPrimeDay
- 冬のCyberMondaySale
他にも春や秋にも小さな臨時セールはありますが,割引率が大きいのは,上記の2つになります。
ちなみにその名の通り,AmazonPrimeDayは,Prime会員のためのセールになりますので,夏にKindleを購入したいならば,Prime会員になる必要がありますね。
Prime会員は,最初の一ヶ月無料期間がありますので,PrimeDayのときだけ会員登録しておけば,お金がかからず安くKindleを手に入れることができますね。
ちなみに解約に関してはこの記事を参考にしてみてください。

ぶっちゃけた話:Kindleいる?
さて,ここで私からぶっちゃけた話を一つしておこうと思います。
おそらくこのページを読んでくださっている方は,Kindleの購入を検討している方だと思います。
しかし,Kindleとタブレット(iPad)をもっている私からすれば,正直本当にKindleが必要かということをもう一回考えたほうがいいと思います。
例えば,KindlePaperWhiteを購入するとして
金額は,最安でも14,000です。
正直読書をするには,あまりにも高すぎるのでは?と思うわけです。
2019年現在では,iPadの中古の品が20,000出せば手に入ります。
iPadを購入すれば,当然インターネットもできますし,写真をとって保存することだってできます。
6,000円の違いで,その差は,かなり大きいと思います。
さらに言えば,もしも読書の習慣がなくなったとしてもiPadであれば,それ以外の用途で使うことができますが,Kindleの場合はそれが不可能なんです。
Kindleの場合,読書ができなければだたの黒い板に鳴ってしまうわけですからかなり厳しいものがありますね。
もちろん,iPadが高いと思う場合は,Amazonさんが出しているKindleFireは1万切る価格で提供されているので,それでもいいのでは?と思うわけです。
電池持ちの違いはありますが,タブレットとして使えるため,つぶしが効くという意味では,タブレットを購入し,そのタブレットで電子書籍を読むのも選択肢の一つにはいってもいいのでは?と思います。
ちなみい中古のiPadを購入するのであれば,イオシスさんがおすすめです。
実際私も何度も購入していますので,下の記事も参考にしてみてください。

新品のiPadはこちらですね。
ちなみにAmazonのKinleFireHDというタブレットはこちらです。
どうせ電子書籍読むならKindleUnlimitedも登録しよう

ちなみに電子書籍を読むならKindleUnlimitedに登録することもオススメします。
私は,一年以上使っています。月替りで質の高いビジネス書や雑誌を読み放題で読むことができるので,おすすめです。
私は,おそらく年間で20冊ほどKindleUnlimitedで読書をしましたので,余裕で元がとれています。
月額980円なので,月に1冊気になる本を見つけることができれば,元がとれる計算になりますね。
まとめ
今回は,Kindleについてガッツリまとめてみました。
個人的には,タブレットでも代用が余裕できくので,それでもいいかなと思ったりもします。
しかし,電子ペーパーという紙に限りなく近い質感を生み出しているようなタブレットはありませんので,なるべく紙に近い手触りで読書をしたいという強い思いがあれば,Kindleを購入すべきです。
当然オススメは,KindlePaperWhiteです。
今回もお読み頂いてありがとうございました。
